[ニュース釜山art =インタビュー] 入り=新型コロナウイルス感染症の大規模な流行と長期化に非対面とオンラインでの変化が日常になった今、美術界も社会的距離を置くによるオンライン展示と映像媒体を利用した展示、展示場での事前予約(見物人人数制限)など大きな社会変化が進んでいる。
コロナによりこれまで以上に展示場で作品を直接鑑賞したくなることもして、作品が与えるその微妙な感性の共鳴が恋しくなる、3月4日の午後、今年で展示10周年となる(社)大韓民国書画デザイン協会吳厚圭(オフギュ)理事長に会って話を交わした。
総2回に分けて紹介するこの日の会話は(創立以来、既存の書法を脱し書画の感性デザインを現代美術に取り入れたという評価を受ける)協会の力点事業と、書道作品が与える肯定の力と書道作家が作業に取り組む姿勢、書道の意味などを盛り込んだ。
インタビューは、マスク着用と社会的距離を置くなど、コロナ予防を遵守しており、自分の撮影時しばらくマスクを脱いで進行した。読者の便宜のために質疑応答形式で掲載する。
文·写真/姜京鎬(カン・ギョンホ, 芸術鑑賞の専門家)
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釜山書畫壇に会う(1)=オフギュ理事長インタビュー(2)
➜ 去る3月14日、「インタビュー(1)につながります。
☞ www.newsbusan.com/news/view.php?idx=6919
☛書道作品が与える「肯定の力」といえば、何でしょう? 先ほどの質問をいたしましたが、すぐに答えては不便かもしれないでしょう。
真難しい質問です。私の書道の研究の背景がまさにこれであり、暇が生じるたびに、書道の形而上学的な問題、;書道とは何か?」を考えています。
書道の肯定の力を、私は美術、特に西洋美学[哲学 ]で探しているのですが、まだ論理的に確立 はしていませんでした。現時点では、例えばいくつかの精神的効果、あるいは尊厳、達成感、「ロンギヌスの崇高 」のようなものと推定している。もちろん古典的には、仁義禮智、性情、勸學など人格高揚力とすることができますが、私はポストモダニズム的解釈をしたいのです、これは容易ではありません。
☛それなら理事長が思っている良い(素晴らしい )の作品とはどのような ものですか?
良い(素晴らしい )の作品とは よく「長期間見ても退屈しない作品 」とするが、非常にあいまいな表現だとします。美的観点からの良い作品とは、一言で言えば、觀照したとき、その「感じを説明することはできない作品」とします。想像力豊かな作品だとします。
すなわち、良い作品は、作品に作家自身の好みが入ってますが普遍美感のある作品でなければ します。これらの作品は、説明が不可能で悟性と想像力の調和に表示される結果です。言い換えれば書道作品はあくまでも形式美から来ているものの部分と全体との関係が様々でありながら統一を成している作品が良い作品だと思います。
☛作品の構想段階で優先を置く部分がある場合どのようなのでしょうか。例を挙げるなら 展覧会性格、作品のモチーフ、作品表現方法、作品の配置、仕事材料、作品サイズなど、いくつかの要素があることができると見ます.
私の場合, 仕事の構想段階で優先を置く部分は、第一展示主催の性格であり、第二はこれにふさわしい内容、第三の表現方法と材料の順です。
☛作品の主題と関連して、その内容(文句)の原発を好むのですか?それとも本人だけの思いを込めた創作を好むか?
作品の主題、すなわち内容は作品が位置することになる場所、作品を所蔵する予定の人などに応じてそれに適し内容を選定します。特定の場所や所蔵者個人が確定した場合には、それ相応の4〜7文字の自作文、あるいは既存の文章で作品する場合があります。対象が決まっていない場合は、通常4四字成語のや経典で引用する場合があります。
☛理事長が最も印象的だった作家や作品(作品の傾向など)や記憶に残る展示や作品などがあった場合お聞かせください.
印象的だった作家は多いのですが、1人を言うならば、(社)大韓民国書画デザイン協会が主管した第1回「ミニビエンナーレ」にテーマ作家として招待された 何石 朴元圭先生です。何石先生はレベルの高いプロの作家でした。作品のアルファからオメガまで、つまり、作品の構想、作品制作、展示、取扱管理、販売に至るまでの全過程をどれ一つも疎かにありませんでした。徹底したプロ精神で武装された作家で見えた、多くの作家に影響を受けた良い展示であり、書道家であれば、このような点を必ず見習うべきでしょう。中國東巴トンパ文字で表現したカラー作品「雲水千年地、68x480cm>は非常に印象的作品でした。
☛何石ネ先生の作品は、私にも印象的でした。最後に、一教えてください。理事長様, 書道とはどんな意味ですか?
やはり難しい質問です。昔は好奇心小学校 )あり、楽しみ であり中等 ),趣味であった時期(大学時代 )がありました。この時の書道は本当に好きでした。趣味から専攻(修士・博士課程)に発展してから強制労働のような感じだったし、しかも近年では書道で時間を過ごした 過去が全く無駄という自覚をするとともに、後悔な気がする時もありました。
しかし、現在では書道美学に再び深く掘り下げ ながら、自然に西洋美術[特に 洋画 ]と西洋哲学[特に美学]に陥るされ、ここで学びの楽しさを存分に楽しんでいます。私には書道が総合芸術であり、限りない自然の神秘と同じです。今の書道は私に健康まで守ってくれる仲間、一生 一緒に良い友人であり、日々出会う仲良しです。数十年の書道の時間が決して無駄ではなかったのです。
日本語翻訳/吳厚圭(オフギュ、(社)大韓民国書画デザイン協会理事長)
文·写真/姜京鎬(カン・ギョンホ、芸術鑑賞の専門家) newsbusancom@daum.net
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釜山書畫壇に会う(1) = 吳厚圭(オフギュ)理事長とのインタビュー(2)
▶ 日時及び場所:2021. 3. 4.午後、釜山市役所展示室
▶ 海潭 吳厚圭(ヘダム オフギュ)
- 哲学博士、工学博士、書画評論家、(社)大韓民国書画デザイン協会理事長、釜慶大学校名誉教授
▶ 文·寫眞/姜京鎬(Artist、芸術鑑賞の専門家)
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